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  • 館藏編號:NTUG010-T400013
  • 題名:雜錄
  • 作者:岡本要八郎
  • 藏品形式:稿本
  • 尺寸:210X295(mm)
  • 作成日期:1916
  • 簡述:P.155:新鑛物『大屯硫黃』Daiton-Sulphur
  • 內容:

    "P.155:雜錄
    冷水坑の大屯硫黄 新店川の銳錐石
    七星山の紫蘇輝石
    の五種あり、硫砒銅礦は結晶の美しきこどヽ產量の豊富おごにて名卨く、紫蘇輝石は內地に其の孤晶の稀なるよる、又新店川の鋭錐石は未だ分折を經ざれでも他に産出なきによりて擧げられたるものなり、而して「北投石」ど大屯硫黄ろは新鑛物どして本書にて發表せられたるものにして、和田先生研究の美濃-苗木石つこさ共に本邦新鑛物の三品ごして世界に誇るべきものなり .
    以上の標本は臺北博物館及び東京帝國大學鑛物學敎室に保存せらる、尙同書中に產地のみ揭げられし水尾の藍閃石、澎湖島の斜方沸石、加九嶺の方沸石等は僅かに一塊を得たるのみにて標本は臺北博物館に保存せらる
     (厦門、岡本耍八郎)

    新鑛物『大屯硫黃』   Daition-Sulphur
    大正二年の夏神保博士こ共に七星山東腹冷水坑の硫黄坑にて採集したる標本は普通の硫氣孔に產する八面體のものと異なり柱狀どなせるを以て、其の產狀の特異なんご共に學者の注意を惹起し、東京帝國大學にては余等の採集品全部につき鈴木昌吉氏之を研究し、地質學雜誌お第二十二卷に詳報し更に又英文礦物志料(和田氏)にも揭げたり。木誌には屢々柱狀硫黃又は單斜硫磺の名にて之を述ベたり、今囘和田維四郎氏記念出版の日本鑛物誌(第二版)に於て神保博士は之を世界未知のものどして「大屯硫黄」の新稱を與へられたり、蓋し大屯火山彙產の意なるべし、硬度一˙五、比重二˙〇七四、熔度攝氏一一五至一一六度、結晶其の他の記事は之を鈴木氏の報告に讓る、惜しさこは此の貴重なる標本が世界の學者によりて希望さるゝに至るどきはとつくに全部熔かし去られてな斤何十錢の商品ごなりし後なるこどなり、故に之を同好の士に頒ちて虎びを俱にする ニと能はざるは遺憾なりと謂ふべし
     (岡本耍八郎)"